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伊藤 孝

ポルトガルで「あれっ,日本とちょっと違うなあ」と思った点メモ(2017/6〜2017/11)

更新日:2020年6月13日





【家編】 雨戸はどのアパートにも付いており,基本的には,上から降りてくるタイプ(名称が分かりません。「縦引きロール雨戸」とでも言うのでしょうか)。 雨戸は自動・手動に限らず,室内に居ながら開け閉めができる。 【飲み物編】 コーヒーと言えば,いわゆるエスプレッソ(日本でよく見るドリップ形式が皆無。巨大スーパーでもついにドリッパーを発見できなかった)。 コーヒーを日に何度か飲む(自宅で,というよりも,一日のルーチンのなかで,飲む場所・時間を決めている感じ)。 世界展開しているカフェ,コーヒーショップ(スタバとか)をみかけない。 ビールは200mlか330mlの瓶が一般的。缶ビールももちろんあるが,瓶ビールに比べれば見かけない。いずれにしても安い。 牛乳は常温で長期保存できるものが一般的。 生搾りオレンジジュースがカフェなど,いろいろなところで飲め,異様に安い。 Vinho Verdeという微炭酸のワインが人気。 【スーパー編】 スーパーの商品,特に果物を朽ち果てるまで置いているところがある。 レジのおばさんがみんなと雑談する。その雑談が割と長いが,皆当たり前のこととして待っている。 スーパーのレジの人は,スーパーにもよるが,座って,ときどきペットボトルの水を飲みながら接客する。 スーパーでぶどうは勝手に試食していいらしい。試食コーナーでもなく,売り物として並んでいるブドウを一つ二つつまみ,味を確認してから購入する。 ミネラルウォーターの値段が量と全く比例していない。500ccも5リットルもほとんと同じ値段。 会計を済ませる前に,買い物をしながら商品を店内で食べたり飲んだりしてよい。その旨,レジを通すとき申し出る。 日曜日に閉まっているスーパー,午後1時から3時までおやすみというスーパーもある。 肉はスーパーであっても,口頭注文切り売り形式が多い(パック入りをあまり見ない)。したがって,新鮮,かつ旨い。 スーパーで,マッチのコーナーが広く,品揃えも豊富(家の台所のガステーブルがマッチで着火する形式のものがまだ沢山ある)。 【レストラン・フードコート編】 レストランで五月雨式に注文するのは一般的ではない。基本的には,最初に全部を決める。 「シチュー」は飲むものではない(したがって,シチューを注文してもスプーンは供されない)。その中の具を食し,汁はせいぜいパンに浸して食べる程度。 カニを食べながらも,みな結構しゃべっている。 多くのレストランでイワシの塩焼きを食べることができる。 スープをやたらに飲む。家族,友人二三人で連れだってフードコートに入り,スープだけ飲んでおしゃべりして帰っていく,ということがある。 モールのフードコートでも,ポルトガルの食材100%を売りにしているところがかならずある。 モールで,サラダのお店がある。巨大。しかし,覆おうにして完食せず,残している。 とはいえ,モールのフードコートの断トツ一番人気はマクドナルドである。 レストランが開く時間はスペインよりだいぶ早い(19時とか19時半には開く気がする)。 【生活編】 街(とくに大きな都会では)に公衆トイレが少ない(あっても有料。0.5ユーロ〜1ユーロ)。皆,カフェなどを利用したついでに借りている。 使用後のトイレの紙は便器に流さず,脇においてあるゴミ箱に入れる,という方式のトイレが多い(これ,重要)。 便座がない場合も多い。また,金属製の便器も多く,冬はものすごく冷たい(だろう)。 駅のトイレなどは有料(50セント)であることが多い。 トイレの個室が複数ある場合,間引き使用(鍵をかけ,使えないような個室を設けている)している場合が多い。 救急車は,交差点に近づいたときのみ,サイレンを鳴らす。 チェーンではない,個人商店のカフェがやたらに多い。 コンビニはほとんど見かけない。 コーヒー,水,パン,ケーキ,チーズ,ハム,ビール,ワインの値段がびっくりするほど安い(外では,ビールよりソフトドリンクの方が高い場合が多い) 消費税は商品によって細かく設定されている(いまのところ,レシートによると,6%,13%,23%の三段階と思われる) ケーキ,デザート類の種類が豊富で安い。かつ甘い。でもうまい。 デザートに,カスタードクリームを多用する。 日本のお菓子そっくりの菓子がある(こっちが元祖なのだろうけど)。 地元のパン屋には,いわゆるイートインのところが多い。コーヒーはもちろんお酒類も供する。 ホテルの朝食で「朝食券」というものがない。 数字におけるカンマとドットの使い方が日本と逆。小数点(,),千のくらい(.)。 コインがとても使い出がある。また,1セントコインもとても大切に扱い粗末にしない(某国だと,1セントコインとか,可哀想なぐらいひどい扱いを受けてますよね)。 ずっと半袖が主流だったのに,11月になると突然厚着になる。 ミニテニスが凄く人気がある。 髭をはやしている人が多い。 洗濯物の干し方が違う。外に移動式?の紐があり,干してはずらし,干してはずらしという感じで干していく。 散歩したり,ジョギングしている人が多い。またそれがいろんな世代にわたっている。 歩道は石畳であることが多い(ちなみに,石畳の修理は本当に気が遠くなる作業)。 ビーチに車椅子用の通路がある(きっと,ヨットに乗り込むためのもの)。 喫煙率は日本より高い。特に,女性の喫煙者は年齢を問わず多い。 【車編】 車のほとんどがマニュアル。 車のメーカーの多様性が大きい(一人勝ちしていない。ありとあらゆる会社の車が走っている)。 横断歩道は歩行者優先:横断歩道で渡るそぶりをみせれば,結構なスピードで走っていても,ほとんどの車が止まってくれる。これが原因の追突事故も目撃した。 交差点では信号が少なく,ロータリー(ラウンドアバウト形式)である。 複数ある車線で追い抜くときのウィンカーの出し方が異なる。左を点滅させながら,左車線(追い越し車線)に移り,追い越し,左点滅を継続させたまま,右車線(走行車線)に戻る。 セルフのガソリンスタンドの給油の仕方が違う。まず必要なガソリンを自分で給油する。その後建物の中のカウンターに行き,その給油口の番号を言い精算する。 【歯医者編】 歯医者は基本個室。先生が1人の患者にずっとかかりっきりになり,途中,別の部屋の患者を診にいったりしない。 X線は別室ではなく,その個室の座席の上で撮影する。 問診は患者が記入するのではなく,医者自ら一つ一つ確認し,最終的に先生の前で署名までする。 鼻歌を歌いながら治療したりもする。肩に力が入っていない。 【電車編】 駅のホームに切符なしに立ち入ることができる ちょっとした大きさの都市の駅は,ターミナル(どん詰まり)形式である。 インターシティー(IC)の座席配列が謎(図)。1〜8をたすき掛け?方式で振っていく。9と0が欠番。よって,番号が連番でなくても,隣り通しということがある。しかし,なんでこんなに複雑にしているのだろう。



インターシティーの出入り口が自動ドアではない。かつ,開け方がわかりにくい。 どのホームにどの列車が到着するかという表示はあるが,何号車がホームのどの辺に停車するか表示がなく,電車が到着したあと,皆スーツケースを転がして急いで移動している。 これ最初は本当に困る。席が見つからない! 【大学編】 大学の教員個々の研究室が狭い(日本の1/4ぐらいか。ただし,Univ. Aveiroのみ確認)。 昼食後,数名で集まってトランプで遊んでいる学生が多い。もちろん,スマートフォンでゲームをしている人も一定程度いる。 キャンパス内でいちゃいちゃしているカップルが多い。日本だと皆見返すぐらいのいちゃいちゃ。 宿舎の後ろにあるレストラン。前日余ったご飯は翌朝お店の前に撒いておく。スズメが大量に集まっておいしそうに食べている(この店だけかも)。 大学のカフェが最も込む時間帯は午後1時ぐらい。昼12時にいってもまだガラガラに空いている。 大学カフェに自分の弁当箱を持ちこみ,それをカウンターで預けると,いやな顔一つせず奥のレンジで暖めてくれる。飲み物等を頼んでいる形跡もない。 キャラ弁と言う発想は全くない。タッパーに適当に入れてるだけ。 大学カフェのランチのセットメニューの飲み物。200ccの瓶ビールも選択肢の一つに入っているが,学生さんでそれを選ぶのは,ざっと1%ぐらい(金曜日は若干増える気がする)。 自分の研究室で湯を沸かして自分でコーヒーを炒れるということはしない(見たことがない)。基本は,カフェに行き,コーヒーを飲み,ささっと部屋に戻る。マグに大量に炒れたコーヒーを飲みながら仕事をする,というのも見たことがない。 自動販売機で売られる商品の料金が明確に表示されていない(大学に設置されているものは,お金を少しいれると,残りいくら入れると買えるかが表示される)。 大学のキャンパスにある建物は,地上三階,地下一階が基本のかたち。そのぶん,キャンパスが広い(UAの場合)。 学内にカフェが多い(1カフェ/2棟ぐらい。UAの場合は,合計21個らしい)。 とある教員は,期末試験の採点業務を「この仕事のもっとも辛く,つまらない点」と発言していた(これについては,ノーコメント)。


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